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「で、いつ発現したんだ?」
「えーとね…この話は長くなるね」
「どれくらいかかる?」
「3日と30分と15秒かな」
「出来れば15分程度で簡潔に話して欲しいね」
「しょーがないなー」
赤飯を食べるのをやめ箸を置き
話を聞くことにした。
「今日、学校の帰りにね知らない女の人に刺された夢を見たの、それでその後に近くにいたお婆さん
のバックがひったくりに取られて
捕まえたいって思ったら発現したの」
背筋が凍る感じがした
「おいっ…もしかして刺されたとこに矢印みたいな印ないか?」
「んー…あっ。あったよ、なんで分かったの?」
「いや…なんとなくかな、それより早く風呂入って寝ろよ」
「うん!」
おかしい…こんな偶然あるわけない、同じ夢を見て同じ矢印があるなんて
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