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「桜衣っ」
少し走って私の近くに来るのは優太。あのあとすぐにメールで『今日、一緒に帰ろ?』と送ったのだ。
優太は先生に用があったためちょっと待っててとメールの返信が来た。
私は校門で大人しく待っていた。
帰り際なぜだか南に
『頑張れ!!そしてお幸せに』とニヤニヤした気持ち悪い顔で言われた。
「遅れてごめんな。待った?」
「全然!あたしこそいきなりごめんね?」
「俺は桜衣の頼みだったら絶対聞くよ」
ハハっと笑いながら言う優太は相変わらずカッコいいと素直に思った。
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