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少女「ス、スネーク、ハル兄さん は、早く行こう。
ケインが一人で行っちゃう」
談笑する二人の元にサニーが後ろから駆け寄った。
そしてオタコンの着ているコートの袖口を引っ張り、オタコンはスネークに向けて苦笑いをする。
するとサニーは身体を動かすことも急速に老化して衰えた筋肉を鍛えるには必要だ、と言い残し
サッと階下を向いてスルスルと振り返らずに降りていってしまった。
スネークはやれやれと首を振る。
オタコン「内輪じゃケインが一番サニーと歳が近いから…お兄ちゃんが出来たみたいで嬉しいんだよ…きっと」
スネーク「あぁ、だが目の前の老人の心配より先に降りていった兄貴分の心配っていうのも中々堪えるぞ」
オタコンは苦笑いをするしかない。
そしてスネークは膝を摩ってからよし、と一声、手摺りに自重を預けながらゆっくりと階段を降りていった…。
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