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すると徐にキャンベルはA4サイズの茶封筒を鞄から取り出し、中身の資料やら写真やらを机の上に並べ出した。
キャンベル「これを見てくれ」
キャンベルが並べられた写真の中から一枚、オタコンとケインの前に押し出した。
オタコンは最初は何を言いたいのかよく分からずにいたが、急に目を見開き立ち上がった。
オタコン「な、何で!?何でまだこいつが生きてるんだ!!」
ケインは見せられた写真をまじまじと見つめているが何故オタコンがこの様な反応をするのか分からない。
ケイン「どういう事なんだ、オタコン。俺にはサッパリ何が何だか分からないんだが…」
するとオタコンは写真に写った群衆に紛れた1人の初老を指さした。
ケイン「ー? こいつが誰だって言うんだ」
ケインは写真を手にとってよく目を凝らす。
ケイン「おっさんにそこはかとなく似てるな」
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