無くした光

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俺の名は小暮勇斗だ。 (こぐれゆうと) ある日突然異世界に来てしまった俺はいきなりの出来事に頭が混乱するも、すぐ気を立て直して現在森のなかを駆け回ってるぜ! そんな俺は高校二年生。 成績は(俺の在学していた高校では)中の下辺りだ。容姿は視るものを魅了する悪魔のごとき、美貌! …だったらいいなと思う。 正直にいうと微妙である…。友人曰く、俺の容姿は見方によって変わるそうだ。……どういうこっちゃ、俺は変幻自在の軟体生物じゃないんだぞ。 そんな成績、容姿ともに微妙である俺がなぜ、こんなことになってしまったのか!その経緯を教えよう! ある日、俺は世界の変化を感じとった。それは一つの文明の過渡期であると、この時俺はそう予見した。 …この世の変革… まさか!奴が復活したのか!? その時、俺の心は不思議と高揚感を感じていた。 世界の文明がリセットされる…。それは、すなわち現存するあらゆる生命、建造物、あらゆる人類の財産が失われるということだ! …このままでは俺の命が、みんなの笑顔が喪われてしまう! 世界が滅びヘ向かうなか、一人の高校生が総てを護るために立ち上がった!その高校生の名は…。
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