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廃ビル
廃ビルの中に入った俺は
目の前の光景に驚いた
魔女にみいられた人達がドアの前で必死に開けようとしている
多分、あのドアに誰かがいると思う
俺はそこら辺に落ちている石ころを使い、わざと音をたてるようにドアとは別の場所に投げた
カラーン
??「…!」
音に反応した人達はその音の方に向かう
その群衆の中に志筑もいた
圭一(後で助けるからな)
そう思い、部屋の中に入る
そこで、ソウルジェムが反応する
このテレビのやまからが魔女の魔力を感じた
一応、周りを確認する
誰もいない
圭一(まさか……!)
俺は急いで、魔女の結界を開き中にはいるのだった
ハコの魔女の結界
入った週間
空高くに魔女と使い魔がいた
すぐ側に まどか もいた
使い魔に囚われている状態で
圭一「まどか!!!」
まどか「…圭一くん? ……助けて圭一くん!!!」
俺は急いでまどかを助けようとジャンプする
十メートルくらい跳んだ
だけど、後少しで届かなかった
何十メートルも離れた場所では俺のジャンプでは届かなかった
【青】になれれば
そう思う俺がいた
十メートルも跳んだ俺は虚しく落ちていく
使い魔達は まどか の手足を掴みだして何かをしようとしている
嫌な予感がした
まどか「…いや、いやぁぁぁぁぁぁ!!?」
圭一「……まどかぁぁぁぁぁぁ!!!」
叫びながら圭一は まどか を助けるために再び跳んだ
例え届かないとしても
だが
彼のその姿は
異形ではなく
ましてや魔法少女ではなく
守るため戦う【赤き戦士】になっていた
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