Prologue

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俺は高校入学と同時にこの町へと引っ越してきた。 車に揺られて引っ越す家に向かっている最中だ。 俺、野嶋恵佑は15歳。 訳あって引っ越してきて見ず知らずの場所に住むことになった。 明後日からは高校生になる。 高校生になるのは楽しみで心を踊らされている。 家についてまだ何もない自分の部屋に入る。 なんだかはやく学校に行きたくしょうがなかった。 もちろん高校には知り合いはいない。 不安も有るがやっぱり楽しみという気持ちが勝っている。 俺は変わるつもりでここにきた。 変わりたかった。 俺は鞄からいつもつけている日記を取り出した。 そして 新しい日々への1ページ目が書き込まれた。
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