Entrance ceremony

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ピリリリッ 朝日が差し込む俺の部屋に目覚まし時計が鳴り響く。 慣れたように目覚まし時計をとめる。 恵佑『んっ…』 起きあがってリビングに向かう。 二階建ての一軒家。 二階に自分の部屋がある。 母『おはよ♪』 恵佑『おはよう。なんか今日は早く起きられた(笑)』 そう。 俺は大体ギリギリに起きて急いで学校にいくタイプの人間。 しかし、今日は時間通りに起きられた。 やっぱり心のどこかで緊張しているんだろう。 朝ごはんを食べて歯を磨き、真新しい制服を着る。 母『うん、似合ってるわ!』 恵佑『よし!じゃあ行ってきます!』 鞄を持って玄関を出た。 昨日、学校までへの道を教えて貰ったから問題ない。 誰に教えて貰ったのか。 親ではない。 この町には知り合いがいない。 そう つい一昨日まではそう思っていた。
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