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「ゆきちゃん、なんか大っ嫌い!?」
「えっ?・・・・嫌い?・・・・」
・・・あれから・・・・何年経ったんだろう
あの時を思い出すたびにゆ・きは、
誰かに握られたみたいに胸が苦しくなる
理由を知らされた時は・・・人間不信になりかけた
《ザ~~~~~~~・・・》
その日の雨の中、一人の少年が
ブランコにベンチに座りながら泣いていた
「なんで!?、僕が可愛いから?、
可愛いせいでことちゃんがいなくなったの?
可愛いから、ちやほやされるから
ことちゃんが傷ついたの?
僕・・・が、女の子みたいだから
もうヤダ、何で僕は、こんな可愛いの
ことちゃんが傷つくなら、こんな顔なんか!?」
その瞬間、少年の頭に降ってた雨だけが止んだ
『?』
《・・・自分を責めるのは、お止め、
君の美しさに罪はない・・・・
ただ周りが、憧れの目で見ているだけだ》
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