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「悠は愛されてんなぁ」
「はぁ~?」
なにいってんだコイツは…
さっきまでの爽やかはどこにいった!今は何か変態みたいにニヤニヤしてキモイぞ!
「ウザい」
「な!佐々木は黙ってろよな~!俺は悠と喋ってんの!」
「ケンカはやめろよ……」
2人のピリピリした空気はどうにもならず、真央に助けてもらおうと真央のほうを見ると、何人か女子が集まっていてお喋りをしていたようだったが、真央はこちらをチラチラ見て悲しそうな目をしていた
真央……?
やっぱ朝から何かおかしかったよな~
風邪でもひいてんのか?
「悠?」
絢斗が喋らなくなった俺を不思議そうに覗き込んで来た
「あ…悪ぃ何でもない…」
「…?工藤と話て気分悪くなったか?」
「ちげーからっ!!」
絢斗を睨みつけ、瑛太に「悪い…」と困った笑みを返す
「気にすんなよ!」
「瑛太って俺らと中学一緒だったのか?」
「あぁ!同じクラスになった事はないけど、佐々木の事は嫌でも耳に入ってくるからな」
まぁ確かにそうだよなぁー
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