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少しテンションが下がってしまう
「だって、今日から高校生だろ?だから始めが肝心なんだよ!!」
「ふ~~~ん」
聞いてきたくせに興味がないような返事をする幼なじみを軽く睨む
当の本人は全く気にする様子もなく、ベッドに腰掛ける
軽く着崩した制服が、なんとも様になっている。
「たくっいいよな~格好いいやつは。何でも似合いやがって…」
「……えっ…」
軽く嫌みのつもりで言ったのに、驚かれてしまった
「悠、俺の事格好いいって思うの?」
「はっ?!」
何?!コイツ嫌みか!?
「なぁどうなんだよ。格好いいの?良くないの?」
何、真剣な顔して言ってんだよ!
「絢斗が格好いい事なんか、かなり前から分かってる事だろーがっ!!」
「…………へぇ…」
絢斗は満足そうにニヤリと笑った
その顔もなんとまぁ様になることで……
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