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「おはよ真央!」
「はよ」
真央は俺の後ろにいた絢斗に視線を移した瞬間、動きを止めたが何事もなかったように俺達のほうへ来た
?今のなんだ?
心なし顔が赤いような…
「2人共、制服似合ってるじゃない!」
「まじ?!格好いい?!」
「うん!格好いいよ悠!髪型もいつもと違うし」
あははと真央は楽しそうに笑う
やった~!やっぱ俺格好いいんじゃんか!!
何か自信出て来たー!!
「ニヤニヤしてキモイ悠」
「はっ?!」
「真央のお世辞に決まってんじゃん?」
う、うぜぇぇ~~~!!
人がせっかく気分良くなってんのに!!
「本当だよ!2人共格好いい」
少し照れたように今度は絢斗のほうに目を向けて言う
やっぱ真央なんか変だ…
絢斗と何かあったのか?
でも絢斗はべつにいつも通りだし…
少し気になったが、高校が近付くなるにつれ俺の意識はそちらにいってしまった
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