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サムライ娘から逃げ、今は多分書斎に居るんだと思います。廊下からは…金田一OOみたいな般若の表情をした…サムライ娘。
マジで怖い…元は悪魔だったりして。田村さんみたいな声なのに鬼女かヤマンババアみたいだ。
とりあえず…ほとぼりが冷めるまで待つか。
クローゼットの中に隠れて、暇だから寝てようとした瞬間に…近くから声がした。見つかったかと思ったら、そうではないらしく…金髪のツインテールがクローゼットを覗き込でいた。
「アンタ…誰よ?」
「ど、ども~初めてまして~」
「警備員…変質者がいるわ」
思考電話が脳内に響く
「ち、チョットお待ちをば!!」
「何よ?」
「アルバイトの真崎健二と言います。けして怪しい者ではありません!!」
「私、見かけた事がないのだけど?」
「いや…あの、ほとんどが庭の手入れ雑用係だったので。お世話係を主様か、千晶様がお決め下さったのだと…」
「世話係?ふーん、へー成る程ね~顔は悪くないわね」
ジロジロと、下から上へと観察するように見る。
「あの…何か?」
「うん?いえね…お姉様の好みが安上がりの雑巾みたいな趣味だと思わなかったわ」
や、安上がりの雑巾!?
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