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「いや~助けられて良かったよ。」
無垢な笑顔で歩み寄ってくる少年。
翼は未だに何が起こったのか理解していないようだった。
放心状態の翼を心配してか、少年は話し掛ける。
「もしもし?大丈夫?」
少年は翼の顔を覗き込む。
「あ、ああ。大丈夫。これ……君がやったの?」
翼はT-レックスを指差す。
「うん、そうだよ。ちなみに君じゃなくて僕の名前は【天音空】」
「ああ、ごめん。」
「お兄ちゃんこの世界に来たばかりでしょ?」
「なんで分かるの?」
翼は尋ねると天音は自分のRIPを見せつける。
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