奥州へ

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さて‥この男に話しておかないといけないな 「輝宗様‥」 「紅姫!どうかしたのか!」 「‥貴方にお伝えしなければなりません‥伊達の家督を梵天丸に‥そして‥家督を譲りしさいは‥何処かでお静かに暮らして下さい」「‥何かあるのか‥」 「‥小次郎様は梵天丸様に殺されます、そして義姫様も‥何故なら貴方がある者に人質にとられ、命を亡くされるからです‥ご子息の梵天丸様に貴方が命じて」 「‥信じられぬ話だが‥華姫の娘だ‥そうしよう」 「小娘の戯れ言に耳を傾け頂きありがとうございます」 「‥小娘か‥紅‥そなたは華姫の娘だ!華姫の娘は俺の娘とも同じだ」 「ありがとうございます」 その日は深い闇へ‥ 「‥おはようございます」 「紅!おはよう!」 「‥ぼんてんまるさま‥その傷はどうなされたのですか?」 「!!」 ああ‥やはりな 「‥俺がいけないんだ‥小次郎が‥お前と友達になりたいって‥」 「義姫様の操り人間とは友達になどなれませぬ」 「?!」 「姫様‥」 「蜻蛉!!来ておったのですね!!」蜻蛉は、私の忍の先輩にあたる人‥でも、私には凄く優しいお姉さんなんだ♪ 「はい…蜻蛉はずっと姫様のお側に」
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