奥州へ

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蜻蛉は、私が姫様と知っていたから凄く詳しく教えてくれるんだよね♪ 「ぼんてんまるさま!この忍は紅の忍で蜻蛉!蜻蛉!こちらはぼんてんまるさまで紅の友達なの!!」 「そうですか…ああ‥先程片倉様がお探しになられていましたよ?」 「はーい♪」 ‥行きましたか‥ 「‥梵天丸様‥紅姫様の友達になって頂きありがとうございます‥御覧の通り、紅姫様には同年来の子などおりません‥ですから‥梵天丸様一番最初の友達です」 「俺が紅の?」 「はい」 「嬉しいな‥紅の初めての友達か//」 ‥空気が悪いな 「紅姫や、この子は妾の愛し子の小次郎じゃ」 「初めまして紅姫、私は小次郎と申します」 「お初にお目にかかります、私は紅と申します」 「小次郎、彼女はお前の許婚にするつもりじゃ」 「誠ですか!!」 「あの様な醜い化け物に紅姫を渡すものですか」 ‥ブチッ 「‥梵天丸様は醜い化け物ではありません!梵天丸様は強い男子です!!病気にも負けずに生きていられるのは梵天丸様がお強かった事!右目に代償がいき、あの様になりましたが!貴方の腹から産まれた我が子ではありませんか!!彼が醜い化け物なのならば貴方も醜い化け物です!!!!」 止まらない
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