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「早く医師に見せるのだ!!」
「紅!紅!!」
大丈夫‥大丈夫だから‥泣かないで梵天丸様‥
ー‥また暗闇か
「久しぶりだね」
「陽炎か」
「君は右目を怪我したね」
「‥それが何の関係があるんだ」「‥君の肉体は彼方にある‥君が元いた世界に」
「‥言っておくがあの世界に私は帰らない!父上と共に‥あの世界で死んでやるよ」
「君ならそういうと思ったよ♪だからね‥君にバサラの力を与えるよ‥全てのバサラの力を」
「‥陽炎‥また会えるか?」
「会えるよ♪君が望めばアマツカミにもアマテラスにツクヨミにもね♪」
「ああ‥」
‥‥
「ッ…」
「紅!!」
「ぼんてんまるさま‥」
「紅‥俺が分かるのか‥」
「分かりますよ‥貴方は梵天丸様‥私の初めての友達」
「ッ…」
「紅姫様‥」
「蜻蛉‥父上には自分から話す‥明日帰ろう」
「紅‥ッ!俺が家督を継いで強くなったら紅を迎えに行くから!!」
「‥お待ちしてます♪」
それから暫くして私は輝宗様に会い、ご挨拶をして大和へと帰る‥輝宗様は切腹する気があった‥だが、父上が死んだら紅と俺が泣くと梵天丸様が言われて止めたそうです
「‥大和に帰ったら父上になんと言われるでしょうね」
「‥そうですね」
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