当たり前の日々

3/6
前へ
/12ページ
次へ
山「ふぅ…今日もまた何時もと同じ1日を繰り返すのかね…」 独り言の様に呟くのはいつも通りの台詞 学校につき普段と変わらない普通の授業 休み時間になると男子生徒たちが騒ぎだし 何時も通りの時間に学校は終わる そんなありふれた日常 山「今日も変わり映えしない1日だったな」 そう一人呟く 山「帰るか」 もうお馴染みの帰り道を一人歩く 山「何か変わったこと起きないかなぁ」 ありえないか、と意味の分からないことを口ずさんだ自分を笑う でも、と男は続ける 山「いきなり魔法陣が出て来て異世界に!とか面白そうなだよな(笑)」 キュイン… どこからともなく音が聞こえてくる キュイン… 山「なんだ?」 突然男の足下に魔法陣らしき円が描かれていく 山「なんだよ…これ…」 パァ…シュンッ 辺りが全て白に染まり男は姿を消した。
/12ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2人が本棚に入れています
本棚に追加