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鬼才、ポン・ジュノの天才ぶりが凝縮された傑作です。
シュールなのか、コメディなのか…
そこらへんが捉え所がなくて、一つにジャンルを絞るのは難しい！
でも、様々な角度から、人間の本質的な“何か”をあぶり出している。
そう思わされる作品です。
主演のペ・ドゥナ。
私的にすごく好きな女優さんです。
まず、彼女の存在感がデカい！
喜怒哀楽の表現がとても味がある。
『あのドアさえ開かなければ…』
と悔やむヒョンミの表情が、笑っちゃいけないけど心底笑えてくる。
正義感いっぱいなのに、常に空回りしている所を、全くウザさを感じさせずに、チャーミングに演じている。
ん～……実にいい!!
あと、忘れちゃいけないのが、親友チャンミの役を演じたコ・スヒ。
彼女がいるから、この映画は絶妙に引き締まってた。
サイドミラーをやっちゃった所なんかもう最高！
是非是非観てみて下さい。
エンドロールも、淡々としているようで、魅せてくれます。
あっ!?
でも、犬好きな人はあんまり観ない方がいいかもしれない
吠えられちゃうかも(笑)
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