Sleepy time

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桜はさっさと散り太陽が自己主張する季節到来。 高校入学から早3ヶ月が経った。 夏休み目前。テストも終了。 浮かれるには十分すぎる。 「おーっ!見えたっ!」 前で浮かれている男。 同じクラスの原田。 「見てみ?」 席が前というだけで特に親しいわけでもない俺の机に肘を置いて女子を物色している。 正確には女子の背中。 下着のライン。 そしてそれをいちいち報告。 「……ハァ」 ため息をつく。 この年中春男に呆れて。
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