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ハルカは深呼吸を繰り返している。
そして息が整ったところで...
俺を睨み、物凄い圧力をかけてくる。
「詩...音...?」
ここから俺が取るべき行動は回避行動だ。
さもなくば...俺は...
「何してくれるのよ!」
そう言って、ハルカが投げたのは枕。
俺はその枕をイナバウアーでギリギリのところで躱す。
「コラ!よけるな!」
「無茶いうな!それより、今掴んでいるものをよく見ろ!!」
そう言って、次に投げるもの...
目覚まし時計を掴んでいたハルカは結構ヤバイ時間だって事に気づいたようだ。
俺はハルカが目覚まし時計に気を取られている隙に部屋から退散する。
あのまま部屋にいたら...
「詩音...いつまでいるき?私が着替えられないでしょうがー!!」
とか言って、目覚まし時計が飛んでくるのが関の山だ。
過去何回、黒あざができたことか...
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