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ガキン!!
ガキンガキン!!
槍の攻撃を
弱い木の盾と
錆びた剣で対応する主人公。
なんだこいつ…
強ぇ…
カルート「ゼロ距離で受けてみろ!!デビルズ・フレイム!!」
やべぇっ…
この距離じゃ逃げ場がっ…
ドゴァァァァァァ!!
大爆発する最新部であり最深部。
そして木々は燃え
カルートは高らかに笑う。
カルート「フハハハハハハハハハハ!!この森の帝王は私だ…そして貴様は私に倒される最初の絶望者だ!!フハハハ!!」
…が
しかし
近くの倒れた樹が
少年にぶつかり少年はそれを片手で吹っ飛ばす。
カルート「なぜ…生きている!?」
俺「今まで絶望者に負けてきただ?当たり前だろそんなの。ゲームってのはな、大概最初のボスは弱く設定してあんだよ…そんでなぁ、その時だけライフゲージが減っても死なねぇってゆー意味わかんねぇ仕上げになってんだよ。じゃねーと、最初にゲーム始めた瞬間ゲームオーバーじゃ、ヤル気無くすだろ。」
カルート「だからって私が…」
血だらけの主人公を前にして
怖がるカルート。
俺「んじゃあ始めっか…パワー、スタミナ、ガード、全てが上がるボーナスタイムを!!」
ピュンっ!!
瞬間移動の要領でそこから消える主人公。
そしてカルートの真上に現れると
俺「真剣…白刃取り!!受けてみろ!!」
真下へ剣を振るがカルートは槍を横にし盾のようにして防ぐ。
だがその槍ごと身体を真っ二つにされ、出てきた心臓を
俺「はい終わりっ!!」
ズパァ!!
斬られて大爆発するカルート。
カルートの心臓がオーラのようになり主人公に入り込んだ。
俺「フゥ…倒したか…しっかし痛ぇなぁ…一般の男子高校生にこの痛みはキツイぜ…」
といって倒れた。
その瞬間森の真上にブラックホールのような物が現れ主人公を吸い込んだ。
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