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そして
武器屋と防具屋で装備を真新しいものにし、
雑貨屋で回復薬やスタミナ薬を購入し身支度を整えた主人公。
そして
王国の門を抜けた。
そこに広がるは
広大な草原、
広大な森林
広大な海面
まさしくゲームにしか無いような、今の人間世界には、ビルや工場の建ち並ぶ街には無いような風景だった。
ジラフ「んじゃまずここの世界はとにかく広いからな…王国だけじゃなく自然地域だって広い。片っ端から探すのは骨が折れるぞ?」
俺「そうか…せめてゲームなんだからボスはこいつとかわかってるとかさ、こっちに進めばいける!みたいな矢印とか欲しいよな…人間巻き込むくせにそういう事は出来ねぇんだなこのクソゲーは。」
ジラフ「く、クソゲーって…なんだかんだ言って文句だらけじゃねぇかよ…」
俺「へへ、こう文句も言ってねぇとやりきれねぇよ。そんじゃそろそろ行きますか?」
ジラフ「そーだなwまずは草原でも行ってみるか」
そうして文句を言いながらも草原へと進む二人。
この時はまだ知らなかった。
ボスが意外に近い存在だということを。
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