1.ほっといてください

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 同じ魔法が扱える人同士であっても、威力の差は必然的に生まれる。それをわかりやすく表したのがランク(レベルとも言われる)だ。  一般人の適正なしがランク0をさし、魔法のレベルが上がっていく度に数が大きくなる。  最高は帝と呼ばれるものだけが値することを許されたランク7。  4クラス編成でSが特待生または飛び級生が入り、そこからA、B、Cと落ちていく。  美園は万年Cクラスの落ちこぼれの仲間なので微塵も期待をしないが、念のためクラスを見に行く。  人集を掻き分けようと、いざ!と意気込み人集りに入って行こうとする。
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