第2話:再構築

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――――という感じだよ』 「ん、ありがとう」 簡単に要約すると、 ・この世界には10輝石という魔導師の集団がいる ・私は、その中の一人 ・多分見知った顔も居るだろう ・この店にも度々来ることになるとのこと ・他はいつもと変わらない ・君の目的も達成できるかも 最後がとても魅力的だったね。 「10輝石のメンバーについてなんだけど…」 私は私の周りをゆっくりと歩き出す 『それは追い追いという事で、 ああ、そうだ』 私は足を止めた 「な…なんだい?」 『今回のお客様は、唐揚げお汁粉が好きな方だよ』 「唐揚げお汁粉…? ああ、彼か…で、彼が10輝石かい?」 『そう、正解だよ』 「そうか…彼が初めてのお客さんになるのか…」 『じゃあ、そろそろ戻ろうか…』 「ああ、また会おう」
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