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弾はあと6発…最後の1発は取っておかないと… 5発はｿﾞﾝﾋﾞに1発は自分のために…
「まだ着かないのか！」ﾋﾞｯｸがひどく疲れた様子で言った「あぁ、まだ500mはある…」「くそっ！」
ﾋﾞｯｸは苦しそうだった…
動物園正門ﾄﾗﾑﾀｰﾐﾀﾙ付近救助ﾍﾘｺﾌﾟﾀｰ内
「隊長もう駄目です待てません！」ｷﾋﾞｷﾋﾞとした声で隊員が言った
「駄目だ、まだ人が乗るかもしれん！」隊長が迷うことなく答えた
「しかし…もう人なんていません！化物の群れだけです…」ﾍﾘｺﾌﾟﾀｰの外はｿﾞﾝﾋﾞの群れでみちていた ﾍﾘを叩くｿﾞﾝﾋﾞもいる
「もうすこし…」隊長は迷っていた
「怪我人がいるんですよ…速く離脱を…」
「わかった」隊長は決断したようだ 安心した隊員はすぐ操縦席につき操縦桿を握った「いつでも行けます」ﾍﾘのﾛｰﾀｰがｸﾞﾝｸﾞﾝ回る
「離脱！」隊長の掛声と共にﾍﾘは大空へ飛んだ…
ﾍﾘの音が聞えた…本当は自分達がﾍﾘの中で聞く音だったのに…
「まじかよ…」ﾋﾞｯｸが疲れ果てた声で言った
「お～ぃ！お～ぃ！」ﾚｲﾁｪﾙが叫んだ…だがﾍﾘの重いﾛｰﾀｰの音でかき消される…
「おぃ！その銃を…」ﾋﾞｯｸは叫んだ
「わかった」ﾚｲﾁｪﾙは銃を翳して引きがねを引いた…力ずよく…
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