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次にマイクから聞えた音は雑音と動物が肉を食べる音と似ていた…
その直後ヘリが急にバランスを崩し動き始め動物園の方角えと消えて行った…
「おぃ!どこに行く!」ビックが叫んだ
その後に爆音が響き動物園の方角から煙が見えた…
「くそ…」ビックは希望を失った…
2時間はたっただろうか…レイチェルとビックはターミナルの長椅子に腰掛けていた…
「煙草…あるか?」ビックが尋ねる
「吸わないし…まだ未成年だ…そこの自販機で買えよ…」レイチェルはあっさり答えた
「そうだな…」ビックは立ち上がり自販機えと向って行った「はぁ…」レイチェルが溜息をついた…今までしてきたことがすべて無駄になったと…
自販機の方でガラスの破れる音がした… ふと見て見るとビックが大量の煙草を抱えて持ってきている…
「今日はどうせ泊まるんだろ?」
「そうだな…もう暗いし…」「よっしゃ!」朝まで吸うぞビックは嬉しそうだ
「かってにしろ」レイチェルが笑いながら応えた
ビックは朝までと言っていたが2時間ほどで寝てしまった… かなり疲れが溜まっていたらしい
自分もかなり限界がきている…だがこの思いは常にある…母さん…無事でいてくれ…
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