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無我夢中で走った…
自分が驚くほどのスピードで
たどり着いたのは自分の母校だった…
息が切れながら正面玄関の扉を開けた
誰かいるのだろうか…期待を胸に自分の元クラスに行った… 教室に入ったがもう机や椅子はばらばらで、避難勧告時のことがよくわかる…
他の教室にも行ったが人は誰もいなかった…
確か…避難勧告の場所は動物園正門→トラムターミナル…
学校から10Kは離れている
しかも もう18時だ とても22時…(あと2時間で行けるわけがない)に間に合うわけがない…
普通なら希望はあるが
こんな化物達が徘徊する道を10Kも無事に行けるはずがない…
自転車…
そぅだ自転車だあれなら少しは危険率は下るはずだ
…「ん!?」
なんだ…壁に張り付いてやがる…
それは手足を糸で縛られた無残な警官の死体だった…
「うっ!」
そうだ警官なら銃を持ってるはずだ
警官の死体に寄りホルスターを見て見る
「あった!」
ゆっくりとホルスターから銃を抜きとった…
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