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静かな体育館に何発もの銃声がはしる…
天井に張り付いている化物達はまるで遊んでいるかのように…弾を避けている…
これもゾンビなのか…
ビック「レイチェル早く」
レイチェルはまた銃を構え発砲しながら扉へと進んだ…
自転車置場9月12日18時27分 救助ヘリコプター離脱まであと1時間と33分
レイチェル「弾はあと6発か…」
ビック「気にするな、あとは漕ぐだけだ」
レイチェル「そうだな…だけど、もう2時間をきった、速く行かないと…」
ペダルに足を置く
ビック「行くぞ…」
自転車を漕ぎ始めて約1時間…火災や自動車事故で時間が余計ロストした… あと30分には、着かなければならない…
距離的にあと15分だ…
ビック「まだかよ…死ぬぜ…」レイチェル「かなり先だな…」
ビック「くそ…」
ビックと会話しているときはなんだか落着く…
ビック「なんだ…」
レイチェル「くそ!なんでこんな場所にバリケードが…」
その道路は唯一動物園に進むことのできる 道だった…
レイチェル「歩くしかないな…」 ビック「あと2Kもあるし…あと13分だ…行けるか?」
レイチェル「行くしかないだろ…」
ビック「じゃ行くか!」
月の光もない街灯の明りもない暗闇に閉ざされたその道を2人の青年は迷うことなく駆け出して行った…この先に何が待受けるかもわからずに…
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