第一章… 闇に笑う者

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『ふむ…首尾良く博士が出てきてくれたら良いんだが…』 清四郎は周囲をぐるりと見回した。 そこは黒一色の世界で、その色以外は何も存在しないように思われた。 思案する清四郎の耳に、愉しげに笑う女の声が聞こえた。 『ん…?あれか?!』 清四郎はその声のする方向に、思念を飛ばした。
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