第一章… 闇に笑う者

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『さてと…美奈子さん。その御様子だと、また何かありましたね?あ、冷めないうちにどうぞ。僕の特製ブレンドです』 清四郎は柔らかな微笑みを浮かべながら、美奈子に湯気の上がったティーカップを差し出した。 『あ、美味しい…』 ティーカップを口に運び、それを飲んだ美奈子が驚いた表情を浮かべた。 『ダージリンにハーブを少々…落ち着きましたか?』 清四郎の言葉に、美奈子はこくんと頷いた。
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