書籍化作品とその批評、批評への批判

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  *  *  *  話は変わります。  エブリスタ運営様の公式アカウントさんが書いてらしたのをお見かけしたのですが、エブリスタは新しい小説のカタチを見つけ出したいんだそうです。(←かなり要約しています)  型破りな作品を見つけたい、と。  ふむ。  ぶっちゃけた話、型なんて知らない人ばかりですよね。  型は知っているから破れるのであって、型を知らないなら破りようがないですよ。  当然の話。  別に私もそれほど小説に詳しいわけじゃありませんが、それでも小説作法などはそれなりに守っています。こうなったのは他のサイトで小説活動するようになってからの事だったかと。  まあ物語構成などに於けるもう一段上の型は未だに殆ど知らないのですけれどね。  さて、運営側は型破りな小説を欲しいと言っています。  しかし、その型をエブリスタクリエイターが知る様に誘導してはいません。  どういうことやねん。  まずその「型破りが欲しい」という言葉を疑ってしまいますね。  私の本音を語ってしまえば、今のエブリスタさんは書籍を売る気はないのではないかと考えています。  『書籍化検討』  この言葉でイベントごとに多くのクリエイターさんが課金してらっしゃるのを見て、「ああ、なんてボロい商売なんだ……」とついつい黄昏れてしまいました。  正直、書籍を売って儲けるのではなく『書籍化検討』の言葉で稼いでるようにしか見えないんですよね。書籍化された小説とかあまり売れてなさそうですし。  まあこれはAmaz○nさんをうろうろと見てきた私の印象であって実際の売れ行きを調べたわけじゃありませんが。
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