恋を始めてもいいですか?

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そして、結婚披露宴が始まりました。 達郎さんは、新郎代表のスピーチをするために、スタンバイをしていました。 司会者は、新郎代表のスピーチの人を紹介しました。 「それでは、新郎代表のスピーチの総務の部長さんの代理で、営業一課の課長さんの熊代達郎さんにスピーチをお願いいたします。」 紹介のあと、達郎さんは前に出ましてスピーチをしていました。 白のタキシード姿の達郎さんは、ものすごくあがっていました。 「えー…本日はお日柄もよろしく…えー…。」 どうしよう… 言葉が出ないよ… 達郎さんは、すごく弱っていました。 「新郎の…えー…」 あーあ、達郎さんはあがってしまいました。 うまく伝えようにも伝えれない… 達郎さんは、最後の最後まであがっていたので、想うとおりにしゃべることができませんでした。 あーあ、しんどかった…
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