恋を始めてもいいですか?

5/113
前へ
/188ページ
次へ
アタシの名前は羽島はるか26歳。衣干にある印刷会社のOLです。 夕方5時、仕事を終えたアタシは着替えを済ませて、タイムカードに退勤時刻を記録した後、カレの待っている東村の旧国道沿いにある大型ショッピングセンターの近くにあるファミレスへ行きました。 夕方6時に、婚約者の宗方潤一さんと待ち合わせで、夕食をとりながら6月の挙式披露宴の打ち合わせをする予定となっていました。 「潤一さーん、お待たせ。」 「はるか、待っていたよ。」 「ねえ、中に入ろうよ。」 「ああ。」
/188ページ

最初のコメントを投稿しよう!

20人が本棚に入れています
本棚に追加