プロローグ 全ての始まり

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ソレスタル・ビーイング内部に裏切り者が居たのだ、彼は30基のGNドライヴとその搭載機を手土産にしたのである ここからモビルスーツの歴史は大幅に変わることになる、圧倒的でもあったガンダムと従来機の性能差は一気に埋まったのである そして、ついにソレスタル・ビーイングは断罪されることになる ”エンジェル・フォール″…打倒ガンダムを目標に掲げた三大国家群は29機のGNドライヴ搭載機、″GN-X(ジンクス)”が投入された これが人類史で確認されたガンダムとガンダムの戦闘である 結果は三大国家軍の勝利に終わった 「その辺にされてはどうですか?」 助手の声を聞き私は筆を止めた 「コーヒーを淹れましたよ、そろそろ必要かと思いまして」 「あぁ、ちょうど良いところだ、頂こうかな」 助手はサイフォンからコーヒーを一杯、カップに入れ私の前に置く コーヒーからは芳しい匂いがする、インスタントでは出ない匂いが鼻をくすぐる 私は煎れたてのコーヒーを口に含んだ
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