危機一髪

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洋介は家業の板金屋してて、まだ帰って来てなかった。 朝、八時過ぎ出勤やさかそれは、シャ―ない。 俺の会社が特別なんや。 合鍵で部屋に入って、即、風呂場に直行した。 直接魚に手を触れたわけやないけど、体中に魚の匂いが沁みこんどった。 脱いだ服は直ぐに洗濯機に入れて、ついでの脱ぎっぱなしの洋介の服も一緒に洗濯した。 風呂から上がる頃には、ちょうど洗濯が出来てて、それをアパートのベランダに干したり、 洋介のやりかけのゲームしたり、バカ騒ぎばっかしてるワイドショー見ながら、知らん間にベッドで眠りこけとった。
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