工事中

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「ア…ウン」 首筋を舐めて、服の上から胸をさわり出したら雅美があえぎだした。 「の……信治君……先に、お風呂に入りたい」 俺に胸をもまれながら、雅美がそう、訴えてきた。 しゃーない。 女には、準備っちゅうもんがあさかな。 「先、入るか? 俺も後から、入るわ」 「うん。一緒にはいろ。わたし、お風呂でするの好きや。先に入ってお風呂の用意しとくわ」 雅美が健気に笑って、バスルームに入ってった。 風呂で一発、ベッドでニ発コースや。 そう思いながら、雅美の散らばったカバンに目をやった。 カバンから、財布やら携帯やらキャバクラの名刺やらが出てた。 そして、名刺に目をやると ニューハーフクラブキューティー 雅美 と書かれとった。
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