不幸の始まり

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散々笑いやがって、涙目になって 「俺の知り合いんとこの面接受けてみるか?」 「職、紹介してくれるんか?」 「ああ。変わりモン社長が人手を探しとんのや。明日の夕方、学校へ来いや」 「ホンマか?おおきに。変わりモン社長言うのが気になるけど、行かして貰うわ」 信号が変わったんで、体育教師が、一度手を上げて俺より先に車を発進させた。 アヤに感謝やな。 プリン買いに、この道走らんかったら、職紹介して貰えんとこやった。 今夜はアヤにとことん奉仕させてもらおか。 天国見せたる。
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