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「ドアホ!なんで俺がオカンとやらなアカンのじゃー!考えただけでヘド出るわ!」
そう怒鳴ったものの、俺、四十過ぎのミュウと散々エッチしてたな……
オカンと年変わらんくらいの女と……
アカン。
ミュウのこと思い出したらとことん、へこんで立ち直れやんようになるわ。
「スマン。信治……しっかしお前のオトンとオカン。元気やな?」
テーブルの上の吸殻いっぱいの灰皿に煙草の灰を落としながら
「まあ……芸能人じゃあ男が七十でも子供出来た言う話聞くけどな。せけど……想像したないわ。オカンとオトンが絡んどる姿」
そう言うと洋介が顔を歪めて大声で笑い出した。
「ハハハ。爆笑やな。俺かて、ハハハ、俺のオトンとオカンはカンベンしてほしわ」
そんな話で盛り上がり、俺を不憫(ふびん)に思った洋介は、俺がこのアパートにしばらく泊まることを了承(りょうしょう)してくれた。
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