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第三章
私は太一の記憶を直すために毎日、病室に通うことにした......
太一に会って二日目...あいさつの初日と言ってもいい......
(頑張らないと.........)
そして病室のドアを叩く...
コン コン コン
「おはよう!太一!」
「えっ...初対面の人にいきなり名前で呼ばれたわ.........!」
「まぁまぁ気にせず!私、桜坂 琴音って言うんだ!よろしく!」
「よろしく...!俺は浅田 太一!よろしくな!」
「よろしく!私のことは琴ちゃんって呼んで!」
「琴ちゃん!よろしく!」
あの時の思い出がよみがえってくる......
今でも私の脳内に響いているよ......
(琴ちゃん!おはよう!)
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