第三章

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私は毎日、太一の病室に通う... そして毎日必ず言うんだ... 「おはよう!太一」って...... すると必ず「おはよう!琴ちゃん!」って言ってくれるんだ...前の私達みたいに......... 「ねぇ...琴ちゃん...学校は?」 「うん...行ってるよ!」 (本当は太一と同じ学校なのに...) 「そうなんだ...俺も学校に通いたいなぁ~!しかも琴ちゃんと同じ学校に!」 「えっ...私と同じ学校に!?」 「うん!琴ちゃんすごく優しいから頼りになるんだよ!」 「ありがとう...」 私はすごく照れくさくなった.........
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