第三章

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私は太一が学校に通いたいと言っていることを太一の母に伝えに行った......... 「へぇ~太一が学校に通いたいって!?太一をそう思わせてくれたのは琴ちゃんのおかげね!ありがとう!」 「いえいえ...私と同じ学校に通いたいって言ってくれたことが何よりも嬉しくて...」 「そうね!琴ちゃんはよく頑張ってくれたわ!毎日毎日、太一に会ってくれて...もう随分経つわね...」 「はい...」 気がつくと記憶喪失の太一に会ってから1ヶ月が経っていた...... 「じゃあ明日、医者に太一の思いを伝えてみるわね!」 「はい!よろしくお願いします!」
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