第三章

10/11
前へ
/41ページ
次へ
「お腹いっぱい~!じゃあそろそろお昼休み終わるから教室に帰るか!」 「うん...そうだね...」 私達は教室に帰るため屋上の扉を開けようとした......その時......... 「うっ...うっ...うっ...痛い...痛い!」 「太一!太一!」 太一がいきなり頭を抱えてしゃがみこんでしまった...... 「痛い...痛い...痛い」 「太一!しっかりして!」 (太一に何があったの......) 「保健室の先生呼んでくるから!」 私はそう言って保健室に向かおうとした......しかし...太一は私の腕を掴んで... 「行かないで...琴ちゃん...側にいて...」 「えっ...でも......太一が...」 「俺のことは心配ないから......お願い側にいて......」 (太一がこう言ってるんだからお願いは聞いてあげないと.........) 「わかった......」 私は太一の側にいることにした.........
/41ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加