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「んー、うん
自信なかったからよかった」
僕の順位は1位
麗乃は21位
優介は…うん、可哀想だから言わないでおこう
1位でよかった
今回は、無理かなぁって
思ってたから、嬉しい
「そんな落ち込むことないよ優介君
また夜鶴と僕が勉強教えてあげるから」
「ん、ありがと麗乃」
「二年は頑張ろうね」
「そうだな!
2年も全員同じクラスだといいな」ニコ
「そうだね」
「夜鶴と違うクラスだったら
僕絶対泣いちゃう自信ある」
「もし違ってもお昼行くね?」
「ううん!僕が行く!
夜鶴大好きっ」
ぎゅうと僕に抱き着いてきた
ほんとかわいい
頭をよしよしと撫でてあげた
「優介」
「ん?」
「追試対策ノート作るね
だから頑張って」
「…もう、ほんとすき」
ぎゅうと優介は
僕を抱きしめながら
耳元でそう呟いた
「……ん、僕も」
「…いちゃいちゃしてる
僕も夜鶴といちゃいちゃしたい!!」
「クスッ、いいよ
後でしようか」
「僕夜鶴になら抱かれてもいい
むしろ抱いてほしい」
「え?抱く?
そんなこと簡単に言わないの
僕以外の人に言ったら本気にされちゃうよ?」
「そう、かな?
僕別に、夜鶴みたいに
綺麗じゃないし、平凡顔だよ?」
平凡?
それは無いし、僕は綺麗じゃない
「麗乃は自分が可愛いって自覚しようね?
麗乃が抱いてなんて言ったら
きっと皆麗乃のこと襲っちゃうよ?」
「ん、わかった
襲われるの嫌だから言わない」
「クスッ、いい子」
麗乃みたいなかわいい子
中々いないと思う
でも自分が可愛いって
無自覚だから困る。
そろそろ自覚してほしい
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