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◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
あれから優介と僕の関係は
相変わらず、何も変わらない。
あの日行以降もいつも通りの
爽やかなスポーツ少年な優介。
んー、もういいのかな
もう不安じゃない?
優介が不安じゃないなら
僕はいいんだけど…
まあ、それは今置いといて
最近春休みが始まり
もうあの教室に
3人で通うことがないと考えると
寂しい気持ちでいっぱいになる
でも、2年になればまた3人で
学校に行けるわけだし
クラスはどうなるかわからないけど
春休みが始まっても
相変わらず、麗乃とは毎日会うし
優介とも毎日会ってる
ただ優介の場合は部活があるから
夜しか一緒に居られないけど
それでも僕は優介と少しでも
会えるのが嬉しいから問題ない。
コンコン
突然部屋のドアがノックされた
「…はい」
「おーれ!」
え?この声って…
ガチャっとドアを開けると
ニコっと笑ってる優介がいた
やっぱり優介だった
「どうしたの?優介
この時間まだ部活じゃ…」
「今日早く終わったんだ
迷惑だった?」
「え?迷惑なわけないでしょ?
どうぞ」ニコ
優介を部屋に招き入れた。
今日は、部活早く
終わる日だったんだ
言ってくれれば色々準備したのに
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