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「優介、飲み物何にする?」
「お茶!」
「ん、わかった」
優介はソファに座った。
僕はキッチンに行き
優介の分と、自分の分の
お茶を用意して、優介の所に移動した
「はい、どうぞ」
「ん、ありがと」
優介にお茶が入ったコップを渡し
自分の分を机に置き
ソファに座ろうとしたら
ぐいっと腕を引っ張られて
優介の方に倒れた。
「…優介?」
「ごめん、腕引っ張って
痛かったか?」
「大丈夫だけど
どうしたの?」
「…いや、夜鶴に触れたくて」
そう言った優介の顏は
すごく悲しそうな
寂しそうな顏をしていた。
優介に跨り
優介のほっぺに手を添えた
「……夜鶴?」
「今触れてるでしょ
だからそんな顏しない」
「ん、そうだな
ごめん」
ニカっと笑う優介
その顏はまだどこか寂しげだった
また不安になってるとか?
……聞くのがいいんだろうけど
こおいうのって聞いていいかわからない
「夜鶴、キスしていいか?」
「え?あ、うん」
急にそんなこと言うとか
なんか、照れる
優介の顏が、段々近づいてきて
優介の唇が僕の唇に触れた
ちゅっとリップ音を
たてて優介は離れていった
うぅ、キスとか全然慣れないから
未だに恥ずかしいし、照れる
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