Tale 01

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「……優介」 「ん?」 「明日入試だよね? 何時から何時まで?」 「えっとね、準備から 手伝うから朝8時集合で 13時くらい終わり」 「ん、じゃあ、お昼ご飯 何か作っとくね?」 料理は、あんまり得意じゃない 特に洋食苦手 和食は得意なほうなんだけど 洋食は一切作れない。 「ありがと、夜鶴」 にこっと笑った優介が イケメンすぎた 「和食しかつくれないけどいい?」 「うん、大歓迎」ニコ 「じゃあ、早く帰ってきてね」 「~っ かわいすぎっ!!」 ぎゅうと優介に抱きしめられた 「え?何急に?」 「夜鶴がかわいいから」 「そうかな?」 「そうだよ 夜鶴はかわいいよ」 「ん、ありがと」 そんなに可愛いって言われると 照れるんだけど 「夜鶴って照れたりしないよな」 「え?」 「あ、いや、なんでもない! 俺部屋帰るな!」 「え?ご飯一緒に食べに 行かないのか?」 「今日はやめておく 食欲ないし、麗乃と 行っておいで」ニコ 食欲ないか 一緒に食べたかったけど 仕方ないか 「ん、わかったよ」 「…夜鶴は、我が儘とか 言わないよな」 「…え?」 「ごめん、今日俺変だな じゃあ、帰る」 そう言って優介は 部屋から出て行った。 照れない? 我が儘? 優介急にどうしたんだろ?
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