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食堂に行こうと、部屋を出ると
麗乃もちょうど部屋から出てきた。
「あ、よ、夜鶴!
今ね、呼びに行こうと
したところなんだ」ニコ
「僕も麗乃呼びに行こうと
してたところだよ」
「た、タイミングよっかったんだね」
麗乃はえへへと笑っている
「じゃあ、食堂行こうか」
「うん!」
麗乃はいつみても可愛い
食堂に着き
いつものように券売機の前に並んだ
何にしようか
……和食が食べたい気分
でも明日、和食作る予定だし
…洋食にしようかな
それとも中華にしようか
毎回悩んじゃうなあ
「麗乃」
「ん?」
「麗乃何食べるか決まった?」
「う、うん!今日はね
キツネうどんにする」
「うどんかあ、じゃあ僕も
うどんにしようかな」
「う、うん!」
「何うどんがおすすめ?」
「て、天ぷらうどんかな!」
「じゃあ、それにする」
そういえば、今日は麗乃
あんまり吃らないな…
あんまり緊張しなくなったのかな?
まあ、いい兆候だよね
天ぷらうどんのボタンを押して
空いてる席に座った。
「よ、夜鶴、あの」
「ん?」
「今日、優介君は一緒じゃないの?」
「うん、さっきまで一緒だったんだけど
食欲ないからいらないって」
「そうなんだ、優介君大丈夫かな?」
「あとで様子見てくる」
「そうだね、あ、できたみたいだね!
僕が取ってくるから夜鶴は座ってて」ニコ
「え?あ、ありがと」
そういって麗乃は席を立った
麗乃うどん二つ持ってこれるのかな?
行かせてしまったけど大丈夫かな?
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