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教室につきドアを開けた
教室には大体の人が集まっていた
僕の席と麗乃の席は近い
優介は遠いけど…
まあ、別にそれはいい
暫くすると
がらがらっと優介が入ってきた。
いろんな所から”おはよう”って言葉が
飛び交っている
さすが人気者だ。
挨拶をにこやかに交わし
僕達の所までやってきた
「おはよう、優介君」
「おー、おはよ麗乃!」
「朝練お疲れ様」
「疲れた
癒して夜鶴っ」
「癒す?」
優介の頭を
よしよしと撫でながら
「よく頑張りました
明日も頑張ってね」ニコ
「っ、だーから!!
そおいうのは今しないで」
優介は頭を抱え込み
座りだした
何で今したらダメなんだろう?
「…いいな
優介君羨ましい」
「羨ましい?
麗乃もしてほしいのか?」
「え?え?あ、ちが、あの」
「麗乃?
よくわからないけど、おいで?」
「え?えぇ!?、ああああの
その、あの、えっと、ははい」
そういいながら
頭をこちらに差し出してきた麗乃
頭さっきも撫でた気がするんだけど
この行為が羨ましいのかな?
いまいち何で羨ましいのかわからない
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