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「そういえば夜鶴
春休み実家帰るの?」
そう優介は、しゃがみこんだまま
そう聞いてきた
「ううん、帰らないよ
優介は…あ、入試の案内係するんだっけ?」
「んーそう
あー、めんどくさい
その時間を夜鶴といる時間にしたい」
「仕方ないよ、優介
頑張ってね?」
「ん、がんばる」ニコ
爽やかな笑顔だよなあって
毎回思う。
「よよ夜鶴じゃないんだね
僕て、てっきり案内係夜鶴だとお、思ってた」
「ん?あーえっとね
僕は入学式の案内係するんだ」
「あ、そそそうなんだ
ぼ、ぼくでよかったら
人出とかたりなかったら、よ、呼んでね?」
「うん、ありがと麗乃」ニコ
「はっ///
う、うん!///」
麗乃は、ほんとにいい子だなあ
こんな子弟にほしいな。
「入学式終わったら
優介の部屋行けばいいんだっけ?」
「うん、待ってる」
優介は立ち上がり
ぽんぽんと僕の頭を撫でて
自分の席に戻っていった。
あ、もう授業が始まる時間だ
「あ、あの夜鶴
きょ、今日課題い、一緒…に」
「ん?あ、うん
おいで、一緒に課題しようか」
「う、うん!」ニコ
そんな満面の笑みを浮かべられたら
きゅんってする
ほんと麗乃は可愛い
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